
2011年07月19日
琉球王朝時代の銘菓
こんにちは
みなさん、橘餅(きっぱん)、冬瓜漬ってご存知ですか
どちらも琉球王朝時代から伝わる伝統のお菓子ですが、
知る人ぞ知るという感じで沖縄の人でも知っている方は少ないと思います
約300年ほど前、琉球王朝時代に中国から伝承され、
当時は冊封使の御もてなしの菓子の一つであったり、
王族や身分の高い人しか口にする事のできない、高級なお菓子だったようです
とても手間ひまかけて作るそうで、現在ではただ1か所でのみしか製造してないとか
この間、ふと思い出し食べたくなったので買いに行ってきました
冬瓜漬は、砂糖だけで長時間煮込んだもので、外側はサックリ中はジューシーな食感
けっこう甘めなので、薄く切って少しずつ頂きます。
風味豊かなドライフルーツという感じです
橘餅は、クニブという沖縄のミカンと砂糖を原料としています。
刻んでこねて丸めて乾燥させるといった工程のようですが、丸4日もかけてつくるそうです
手間ひま+まごころもたっぷりですね
食感は芋のような感じで、ミカンのほろ苦さが程良く、クセになる大人の味
どちらも上品な味で、京都のお菓子にも似ているかも
お茶と一緒に少しずつ味わいながら食べるといいですね
お茶請けにぴったりです
サロンのお客様へもおすそわけでお出ししたのですが、
県内の方で以前よく召し上がっていたそうで、
「懐かしい味、また買いに行こうかしら」と、
とても喜んでくださいました
ちんすこうや紅芋タルトなどメジャーなものもいいですが、
ちょっとディープな、しゃれたお土産もいいですね
もちろん県内のご友人宅への手土産や
お世話になった方へのお土産にも喜ばれるとおもいます